日記とも月記とも呼べない何か。

かといって年記でもない。

今夜もなぜかさだまさし。

最近のバンドそっちのけで、今なぜかさださんが私の中でリバイバルヒットしている。
母親がファンだったので、物心ついた時から家でいつも流れていた。
話によると、ヘッドフォンで真剣に聞いていたとの事。さだまさしを聴く幼児って。
もちろん歌詞の意味なんかわかってなかったんだろうけど、いい音楽だなあっていうのは幼児なりに思ってたんじゃないか。
この間実家に帰った時に久々に聴いたら、これが沁みるのなんの…。
ようやくというか、とうとうその本当の良さがわかる年になってしまったという事か。
どういいのかうまく表現できないんだけど、とにかく風景が目に浮かぶんだよなあ。
「私花集」と「風見鶏」には特に好きな曲がたくさんある。
こんな素敵なジャケットだったってのも今回初めて知った。
リリースされたのは私が生まれた頃。いい音楽は時を超えるんだな。
どこか影があって湿っぽくて(いい意味で)憂いを帯びた音楽が好きなのは、きっとここから来ているんだと思う。
私花集〈アンソロジイ〉

私花集〈アンソロジイ〉

風見鶏

風見鶏

ここはゴールじゃない。

望まれて幸せな復活を果たして、今は祝祭ムードでみんな暖かい目で見てるけど、これで終わりじゃないんだな。
これからが本当の戦いなのかも知れない。
Hurtは復帰第一作目としては相応しい内容だけど、復活しましたっていう挨拶がわりというような特別な感じはするし、
あえて歌詞やメロディを捻らなかったり、本来はこうじゃないというか、とにかく異色なんだなっていうのは五十嵐さんのインタビューからもなんとなく感じられる。
次のアルバムからが勝負だと思う。
過剰に期待するのは嫌なんだけど、生み出してきたものがどれも凄いからそう思わせてしまうんだよね。
でもあまり無理をせず、ゆっくり細く長く活動して欲しい。

祭りのあとの静けさ。

もう1週間経ったのか。
思った事をつらつら書いてみる。
 
 そう言えばsyrup16gを見る時はいつもこんな感じだったなあと思い出す。
目の前にいるのに現実味がなくて、どこか遠いような感覚。
一番大好きなバンドが解散して、しかも再始動するなんて事が初めての経験なもんで、実はまだ心の準備ができてなかったのかも知れない。
結局最後までそんなフワフワした感じだった。それが全体的な感触。
でも、終わった後に友達や今回会えた方々と飲みながら話しているうちに「やっぱり楽しかったなあ、えへへへ」なんて気持ちがじわじわと湧いてきた(笑)
楽しいと思ったのはシロップのライブでは初めての事だった。
そう感じたのはやっぱりHurtの曲のせいかな。Hurtは今では大好きなアルバム。
stop brainは音源と違って五十嵐さんの声が尖ってて歌詞が刺さってきたし(音源も好きだけど)、哀しきshoegazeが予想外にカッコ良くて嬉しい誤算。
大阪ではこれを歌うために来たとかほざいていたらしい「旅立ちの歌」とか。
でも客席は若干地蔵(お前もな)だったのが残念。おっさんごめんなさい。
そして印象的だったのはニセモノ。今の五十嵐さんが歌ってもグッとくる事に感動。
それどころか明らかに熱量がマシマシじゃないですか。
ソニックも翌日もRebornもやらなかったけど、それは気にならなかった。
君待ちとハピネスが聞けた事も嬉しかった。
むしろメビウスゲートが聞けなかったのが残念。くぅぅぅぅ!
落堕のイントロでメビウスゲートのイントロのリフが聞こえてきて、まさかの!?と思ったけどやっぱり落堕だったという。
 
そして、実は私はおっさんの天使の輪と手元ばっかり見ていたんですよ。
ちゃんとソロ弾けるかなあとか(失礼)。
カポの内側と外側を使い分けてるのを見て面白いなあと思ったり。
あと、アコギの時のエフェクターの使い方も興味深かったり。
もうね、なんでたいこさんやキタダさんをもっと見なかったんだろうと。
だから近いうちにリベンジさせて下さい。できればCDJ辺りで。

このバンドがこれからも続いて行くという事が、自分にとってこの上ない幸せなんだという事をようやく実感しているところ。

シロップのおかげでお会いできた方々や再会できた友達にもありがとうです!

追記:
改めて、シロップは楽曲の幅が広いバンドだなと思った。緩急自在。
いつもの相変わらずのシロップ感はちゃんと残ってて、そのまんまパワーアップして熱量が増したという感じだった。
真っ当な進化だと思うし、それが見られた事は純粋に嬉しい。

天使の輪を見た。

f:id:properly16g:20140925082101j:plain

6年前のあの日以来心に空いていた穴が、

本日9月22日をもってやっとふさがった事をここにお知らせいたします。

 

そしてまだ夢のようでフワフワしてるんだな。

もう何度も言ってるけど、やっぱりこれしか言えない。

本当におかえりなさい。よくぞ帰ってきてくれました。

ただただありがとう。存在してくれてありがとう。

そして、シロップ好きさん達と話が出来て楽しかった。

このブログを読んでいただいていたりして嬉しはずかし。

ありがとうございました!

 

 

Can you feel?

I can feel! 

ピロウズ、25周年おめでとう!!
20周年の武道館からあっという間だった。
この5年の間にも色々あったけど、ピロウズにはいつも救われてきたなあ。
これからもよろしくです!
 
今年は大好きなバンドが元気で嬉しい。
ピロウズはいつも元気だけど、もう1つは黄泉がえったと言う方が正しいか(爆)

あと一週間。

Hurtは今までのアルバム以上に賛否両論な印象がある。
ちょっと前までは批判にも絶賛にも同意できなかったけど、今は逆にどっちもわかる。

自分の中である程度折り合いがついたって事かな。

1回聴いてそれっきり聴かない人もいるだろうな。私自身そうなりそうな勢いだった。
でも、こんな面白いもの聴かないなんてもったいないと今なら思える。
愛すべきアルバム。
このバンドに思い入れが強過ぎて、もうフラットな気持ちで聞けなくなってるのかも知れないけど。
でも好きなものは好きなんだからしょうがない。
あと一週間でこれを生で聴けるのかと思うと身震いがしてくる。ほぼ全曲ライブ映えしそうだ。

ハートちゃんと私。

もうあと2週間でライブか。
再始動から2ヶ月ちょっとで凄い展開だ。
 
最近何となく頑張ろうかなって気持ちになっているのはシロップのお陰なのかな。
何を頑張るのかってところだけど。
 
再始動するってわかった時は凄く複雑だったし、Hurtを初めて聴いた時は復活しない方が良かったんじゃないかとさえ思った。 
今では、Hurtは聴くたびにツボが変わる、いい意味での迷盤だと思ってる。
なかなかストレートに喜ばせてくれないけど、結局はじわじわ喜びが湧き上がって来てるのがなんともこのバンドらしい。
 
今はsyrup16gが存在してくれている事がただただ嬉しい。