日記とも月記とも呼べない何か。

かといって年記でもない。

祭りのあとの静けさ。

もう1週間経ったのか。
思った事をつらつら書いてみる。
 
 そう言えばsyrup16gを見る時はいつもこんな感じだったなあと思い出す。
目の前にいるのに現実味がなくて、どこか遠いような感覚。
一番大好きなバンドが解散して、しかも再始動するなんて事が初めての経験なもんで、実はまだ心の準備ができてなかったのかも知れない。
結局最後までそんなフワフワした感じだった。それが全体的な感触。
でも、終わった後に友達や今回会えた方々と飲みながら話しているうちに「やっぱり楽しかったなあ、えへへへ」なんて気持ちがじわじわと湧いてきた(笑)
楽しいと思ったのはシロップのライブでは初めての事だった。
そう感じたのはやっぱりHurtの曲のせいかな。Hurtは今では大好きなアルバム。
stop brainは音源と違って五十嵐さんの声が尖ってて歌詞が刺さってきたし(音源も好きだけど)、哀しきshoegazeが予想外にカッコ良くて嬉しい誤算。
大阪ではこれを歌うために来たとかほざいていたらしい「旅立ちの歌」とか。
でも客席は若干地蔵(お前もな)だったのが残念。おっさんごめんなさい。
そして印象的だったのはニセモノ。今の五十嵐さんが歌ってもグッとくる事に感動。
それどころか明らかに熱量がマシマシじゃないですか。
ソニックも翌日もRebornもやらなかったけど、それは気にならなかった。
君待ちとハピネスが聞けた事も嬉しかった。
むしろメビウスゲートが聞けなかったのが残念。くぅぅぅぅ!
落堕のイントロでメビウスゲートのイントロのリフが聞こえてきて、まさかの!?と思ったけどやっぱり落堕だったという。
 
そして、実は私はおっさんの天使の輪と手元ばっかり見ていたんですよ。
ちゃんとソロ弾けるかなあとか(失礼)。
カポの内側と外側を使い分けてるのを見て面白いなあと思ったり。
あと、アコギの時のエフェクターの使い方も興味深かったり。
もうね、なんでたいこさんやキタダさんをもっと見なかったんだろうと。
だから近いうちにリベンジさせて下さい。できればCDJ辺りで。

このバンドがこれからも続いて行くという事が、自分にとってこの上ない幸せなんだという事をようやく実感しているところ。

シロップのおかげでお会いできた方々や再会できた友達にもありがとうです!

追記:
改めて、シロップは楽曲の幅が広いバンドだなと思った。緩急自在。
いつもの相変わらずのシロップ感はちゃんと残ってて、そのまんまパワーアップして熱量が増したという感じだった。
真っ当な進化だと思うし、それが見られた事は純粋に嬉しい。