日記とも月記とも呼べない何か。

かといって年記でもない。

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仕事が終わって仕事モードからスイッチが切り替わらないままで、
正直ライブという気分じゃなかったけどなんとか開演前に会場到着。


people in the boxは3ピースながら、ボーカルさんは身体に似合わず骨太なギター。バンドも骨太な音。これからも頑張れ。ただ前髪は切ろうね。
テレフォンズも好みの音楽ジャンルではなかったけど楽しくて疲れが吹き飛んだ。
スパルタにはグングン前向きなオーラを浴びせられた。
相変わらずコウセイさん男前。バンドもカッコいい。背筋が伸びました。


で、その後は、「犬が吠える」というふざけた名前のおっさんバンドの登場なわけで。


注:以下はあくまで私個人の意見です。




客電が落ちてBGMがなくなった途端・・・あの静寂ですよ。
そんなになかった期待がここで一気に膨らんだわけですよ。
バンドのメンバー登場。そして痩せたおっさんも登場。
一間空いて・・・
一気に凄い歓声。
あーみんな待ってたんだねーといつかの某甘味料ライブを思い出して切なくなった。
最初の1曲。この1曲だけで見に来た甲斐があった。本当に。
歌詞は相変わらずほとんど聴き取れなかったんですけど
「歩き出す」という言葉だけはしっかり聴こえた。
感動的な復活の幕開けだった。
その後、期待はさらに膨らんだんだけど、どうにもこうにも拭えない違和感が。
途中までいい感じだったんだけどなあ・・・。
聴いていてだんだん苦痛になってきてしまった。それが今日一番悲しかった。
何でなんだろう。方向性が定まってないからなのか。迷走している感じがする。
バンドがどうのこうのという前に、楽曲自体におっさんらしさがない。無理してる。
曲の進行とか歌詞とかまだ変わっていく可能性はあるだろうけど(そもそも音源を出すつもりかもわからないけど)
ずっとこの感じで行くんだったらもうシロップファンにしか受けない気がしてならない。
他にアピールできる何かが見えてこなかった。
他の3バンドは好き嫌いはあるにしても確固たる方向性がある。
歩き出そうというおっさんの気持ちは伝わってきたけど、
曲が進んでいくにつれて置いてけぼり気味になった客の戸惑いがひしひしと感じられてしまっていたたまれなかった。
そんな訳で、11月のサムゲタンツアーは見送る事にする。


ライブ後、せっかく友達と会えたのになんだか感想を誰かと話す気にもなれず、仕事の疲れもドッと出てに早急に退散。
おみやげまでいただいて、試験へのエールをいただいてどうもすみません(泣)。本当にありがとうございました!


帰り道悶々としながら悪い感想しか浮かんでこなかったけど、これ書いて振り返ってたら、1曲目のいい感じ(笑)を信じようとちょっと思った。
ほんのちょっとだけ。