韓国旅行記 その2。

ちょっと間が空きましたが、第2回目。

ソウル市内はただ看板がハングルって事以外は、日本とそんなに変わりません。
外国というより国内の違う県に来たみたいな感覚。
空港からホテルまではバスで。途中現地のガイドさんから色々お話を聞きました。
韓国は一見平和に見えるけど、北朝鮮とはあくまで休戦状態である事。
男性は兵役の義務がある事はご存知の方も多いと思いますが、実弾演習で命を落とす事もあるそうです。
ガイドさんには息子さんがいてあと6年で兵役との事で、親としては出したくないと言っていました。
危険な場所に兵役に出す位なら、苦労してもいいから北朝鮮と統一して欲しいとも言ってました。
韓国と北朝鮮の国境には非武装地帯という、いまだに続いている北朝鮮との冷戦と対立の歴史を今に伝える場所がありまして、そのツアーにぜひ参加してみて欲しいと言われました。
韓国語を勉強するからには、韓国という国を理解したいと思うし、ただの観光気分だけではいけないな、と常々思っていました。
半日がかりのツアーということで今回は断念しましたが､次回はぜひ参加してみたいと思っています。

1時間半ほどでホテルに到着。ちょっと休んでいよいよ散策開始。
ソウル市内は地下鉄が発達していて、どこに行くにも便利です。
日本のsuicaなどと同じように、韓国にもT-moneyというカードがあります。
仕組みは全く同じ。何度でもチャージできます。
先輩2人の分のカードを買うため、コンビニでレジのお姉さんと初会話！緊張しました。
舞い上がっちゃって向こうの言ってる事が上手く聞き取れず、いまいち意志の疎通が出来なかったんだけど、何とかゲット。
こちらはストラップ型。以前行った同僚からもらった物を使わせてもらいました。

そして運賃が安い。1区間なんと約90円！今回私達が行った場所は全てこの区間内で行けました。
このカードのお陰で旅がスムーズに行きました。

まず、景福宮(キョンボックン)と宗廟(チョンミョ)という建物を見るべく地下鉄へ。
韓国の地下鉄には｢○号線｣という名称がついています。まずは3号線に。

途中、アジョッシ(おじさん)の集団が｢どこに行きたいの？｣と日本語で声をかけてくれました。
ぱっと見日本人と韓国人は変わらないように見えますが、どこか挙動不審なんでしょうか(笑)
バレバレだったみたいです。まあ日本語喋ってるんだから当たり前か。
とりあえず行きたい場所に行くルートはわかっていたので「大丈夫です〜」と言ったのですが、
そのうちの1人のおじさんがその場所まで一緒に行きましょう、とガイドを買って出てくれました。
韓国語の先生に聞いたところ、韓国人はそういうのが当たり前だそうです。
ええと用事とかないんですか？と思いつつ、好意を無駄にするのも嫌だったので一緒に地下鉄に乗って行きました。
そして目的地に行く途中、色々話を聞きました。
その方は以前日本で働いた事もあるそうで、それで日本語が上手だったようです。
とにかくお話し好きなアジョッシでした。アジョッシ、カムサハムニダ〜！
鍾路3街(チョンノサムガ)という駅で降りて歩いていると、すぐに門が見えてきました。
アジョッシとお別れし、門の前まで行きました。

この門は敦化門(トムファンムン)というそうです。
この向こうに世界遺産の冒徳宮(チャンドックン)という王宮があるのですが、この日はお休みでした。残念！！