日記とも月記とも呼べない何か。

かといって年記でもない。

迷いましたが

こういうごく個人的な事、こういう所に書くのはどうかと迷ったけど、
ここくらいしか書ける所がないのでやっぱり書きます。


今日、祖父が亡くなった。
仕事帰り、父から連絡があった。
何年も前から癌だった祖父は、それでも高齢のために進行は遅くて
周囲がビックリするぐらい元気だった。
でもお正月に会った時にはすっかり小さくなっちゃって、赤ん坊のようになっていて、
あのガンコだったしっかりしたおじいちゃんではなかった。
もう認知症が始まっていて、私を見ても誰だかわからなくなってた。
でもたまに思い出したりして、いわゆる「まだらボケ」の状態だったらしい。
父からは「正月に会っておいて良かったな」と言われるくらい危険な状態が続いていたんだけど、今日93歳の大往生を迎えた。穏やかな最期だったって。


一人暮らしをしている私をいつも気遣ってくれていたという祖父。
たまに「これで最後だからな」とか言いながら何度かお米をくれたり…。

でも母は長男の嫁ということで随分いじめられてきたし、
父の兄弟と交代で週末介護に行くようになってからも本当に大変で、
その事で父と言い争う事も多くなってたらしい。
ストレスのためか体調を崩したりしていた。
今では何十年もたまってきた不平不満をぶちまけてだいぶ良くなったみたいですが(笑)
私も最近は帰省するたびに「まだ結婚しないのか」とか散々言われて(年寄りの言う事ですけどね)、
しかも「早く結婚しろ、しないなら帰ってくるな」とかとんちんかんな事を言われたりして、
ここ何年かは年末年始が嫌で嫌でしょうがなかった。


でももうそれもなくなるのか。
まだ実感がわかない。