日記とも月記とも呼べない何か。

かといって年記でもない。

今こそ語れ

ってちょくちょく語ってる気もするけど(笑)。



過去の曲を聴き返すようになって思ったんだけど、
一般的には評価の高い「coup d'etat」「HELL-SEE」は確かにいい。
音楽的にも優れているし、いいアルバムだと思う。
ファンじゃない人にも自信を持ってお薦めできる。
それから比べたら「syrup16g」は異質だというのもわかるし、
上の2つのアルバムが好きな人の評価が芳しくないのもわかる。
アレンジはなんだかJ-POPみたい、歌詞も捻ってなくて割と普通、メロディも奇抜な展開一切ナッシング。
最初は本当に受け入れられなかったし、納得できなかったし、
こんなの出して終わりなのかとさえ思った。
でも、一番作り手の気持ちが伝わってくる強いアルバムだと本当につくづく思う。
どこがどう素晴らしいなんて事は正直言えないんだけど、
言葉には表せない何かが全編を通してただよってる。
過去の曲は確かに凄い曲だらけだ。
あまりに歌詞もメロディもアレンジも凄まじく研ぎ澄まされていて、
カチッと整い過ぎて文句のつけようがなくて、単純に曲自体の素晴らしさに耳が行ってしまう。
あくまで「syrup16g」と比べての相対的な評価だけども。
syrup16g」の伝わり方は半端じゃない気がする。
一般的な評価ではいわゆる最高傑作やら名盤っていう冠をつけられるのは
「coup d'etat」「HELL-SEE」だと思う。
でもこの白いアルバムは、ダメな人は本当にダメなんだけど、
一旦心をつかまれると抜け出せない度合いが一番強い気がする。
解散とか最後っていう背景があるせいかも知れないですけど。


心の名盤。
今の自分にとっては間違いなくそうだ。


こんな夜中にこんな事言ってみたくなったので言ってみた。
いちファンのひいき目と思ってスルーして下さい。