全てはほらもうレッカーされない
こんな春の日に、「根ぐされ」。
多分あんまり聴かれないであろう曲。(←勝手に決めました。好きな人すみません)
ものすごく久々に聴いた。
当時はムカデや他のカップリング曲の影に隠れて地味だと思ってしまった曲。
なんだか今聴くと、沁みてくる。
無響室で歌ってるかのように声にエコーもリバーブも一切なし。
伴奏はアコギ一本。
だから声の儚さと強さが生々しい。いっぺんでいいから弾き語りが見たかったな。
五十嵐さんの歌い方って、あんまり感情を露にしないからこっちの感情の入る余地がある。
それが聴いていてなんだか不思議と落ち着く理由の1つなのかなと思いました。
表に出さないだけで内に秘めた気持ちはビシビシ伝わってきますけどね。
どっかで寸止めしてる感じがする。計算じゃなくて。それが絶妙だったんだな、本当に。
これから先、新しい発見がどれだけ見つかるのか楽しみだ。
100曲以上ありますからね、まだまだ楽しめますよ(笑)
大切 特別 別格 必要不可欠 唯一無二
そんな言葉で語られるのを見るたびに嬉しくなるのと同時に、
失った存在の大きさを嫌って程知る。
そんな風に想われて幸せなバンドだったけど、不幸なバンドだったな。
でもやっぱり幸せだったんだよな。
で、全然関係ないけど、「ラファータ」の歌詞。
小さくてちっぽけなって…
小さいってのを2回言ってるだけですよね?
でっかくてビッグな…っていうようなもんですよねぇ(ちょっと違う?)。
朝、出勤途中それに気づいて急におかしくなってしまった(笑)
さらっと歌ってるけど「これ日本語おかしくないか?」っていうの結構ありますよね。
そんなところがまたいいんですけど。