日記とも月記とも呼べない何か。

かといって年記でもない。

あと8日。

アッコさんの今日のエントリーを読んでいたら思い出した事があった。


シロップのライブを初めて見たのは、ハックルベリーフィン主催の「草加印」というイベントでした。
毎回ゲストに1バンドを呼んでいたんですが、他にもバンプとかGOING UNDER GROUNDとか、まだ売れてない頃…バンプは結構売れてたか。
ハックルはなんだか取り残されたような感じになってしまいましたけど、今も地道に活動しているようでなんだか嬉しいです。


毎回お互いの曲を1曲カバーするというのがお楽しみだったんですが、ハックルは「翌日」、シロップは「夕さりの虹」っていう曲だった。
ハックルは「翌日」をお得意の弾むリズムでアレンジしてすごく楽しそうに歌っていたのに対して、
シロップは「夕さりの虹」をなんだかけだるそうに歌っていたのが印象に残ってます(笑)。あの曲さわやかな曲なのに。


その当時ハックルをすすめてくれた友達と一緒に行ったんですけど、
「明日を落としても」の歌詞にショックを受けた私らは帰りに2人そろって物販で「フリースロー」とテープを買って帰るのでした。
ライブで歌詞があれほど心に入ってきたのは後にも先にもない。すごく衝撃的だった。
あの瞬間は忘れられないです。


その後数年の時が過ぎまして(泣)
2003年1月30日、SHIBUYA-AXでのライブにその友達を誘ったんですが
アンコール3回攻撃に「まだやるの?」などと言い出しました。
ああ、この子の心には響かなかったんだなあとショックでしたが、仕方ないと思いました。
その次から、もうライブには一人で行く、と決めたのでした。
断っておきますが、その友達はとても優しくていい子です。今では結婚して1児の母です。


その友達にはシロップは必要なかった。
私にはすごく必要だった。
この違いって何だろう。


そんな事ずっと忘れてたけど改めて考えてみた。


答えは…出ない。