あと29日。
とうとう1ヶ月切った。
解散宣言してからここまで早く過ぎたなあ。
今日2日ぶりにアルバムを聴きました。
すすめられたように好きな曲をランダムに。
1回目よりなじんだ曲もあるけど、気になった所がより増幅して聴くのがきつくなった曲もある。
あと、音が全体的にこもっている気がする…。風通しが悪い。
そんな事より何より…今度もやっぱり受け入れられなかった。
好きな人が苦労して作ったものを受け入れられないなんてなんと悲しいものか。
五十嵐さん、ごめんなさい。
このアルバムを聴いたら昔のアルバムを聴くのが辛くなる。逆もあり。
でも「今」のシロップを聴かずして3月1日は迎えられない。
本当は書くつもりはなかった曲毎の感想。
全曲は無理ですが、さらりとこれだけ。
「ニセモノ」「ラファータ」「さくら」「HELPLESS」「君を壊すのは」がやっぱり好きです。
「ニセモノ」の圧倒的な音圧とテンションに、シロップ!!と叫びたくなります(近所迷惑)。
このテンションでもう1枚。(←無理言うな)
「ラファータ」は出だしの変な音が気にいらないけど、その音が曲のイントロの最初のコードにつながっていくところが結構好きだ。この曲、まんまポリスの「見つめていたい」だ(笑)でもそれが微笑ましい。「雨が降れば傘を差せばそれでいいが」の「が」がいいんです。「けど」じゃなくで「が」がいい。
「さくら」は、西川さんだなという感じのアレンジが気になるけど、曲自体の魅力が勝ってる。ライブでの五十嵐さんの叫ぶような歌い方に胸が締め付けられます。こんなに心に響く歌い方はやっぱり五十嵐さんにしかできない。
「HELPLESS」はライブで初めて聴いた時から好きだった。ここに挙げた曲はほとんどそうです。あんまりいじられなくて良かった。この淡々とした雰囲気が好きです。「たった今 ここで今」のたたみかける感じがメロディと相まって迫ってくる。
「君を壊すのは」これは♪う〜ふ〜うふ〜♪に尽きます(そこ!?)。「痛みを連れて」と「光を捨てて」のコントラストがとても印象的。シロップの真髄を端的に表した歌詞だと思わないか!?(←誰に訴えてるの)
五十嵐さんの声、なんだか赤ん坊みたいだと思った。毒のかけらも見当たらない。特に「君を壊すのは」を聴いててそう思った。
3年やそこらでこんなに声って変わるものなんだろうか。歌い方や声質以前に声の持つ空気感自体がすっかり変わってる。
聴いていて居心地悪く感じてしまうのはこのせいもある。
そんなこんなでまだまだ戸惑いとショックはある。
でもこうやって自分で文章にして初めて気づく事もあった。
借り物みたいな五十嵐さんの他にいつもの五十嵐さんも確かにいる。
いつものシロップ、と言えない所が悲しいところではあるけど…。
1回目聴いた時は、こんなんだったら出してくれない方が良かった、と凄く酷い事を思ってしまった。
でも今日また聴いてみて、いつかは受け入れられる日が来るかもしれないとほんの少しだけど思った。