日記とも月記とも呼べない何か。

かといって年記でもない。

syrup16g vs VOLA & THE ORIENTAL MACHINE

行ってきました!
チケットを譲ってくださった方にこの場をお借りしてお礼を申し上げます。



以下ネタバレ注意!




トップバッターはVOLA & THE ORIENTAL MACHINEでした。出だしからノリが良くて思わず体が動きました。演奏もアンサンブルがしっかりとしていてさすが!でした。
途中で余興としてアヒト氏の「カモン、五十嵐!」の声で、歓声の中五十嵐さんがギターを高々と掲げながら出てきました(笑)。相変わらずの奇行で、笑いを誘っていました。そして5人で一曲。他のバンドでギターを弾く五十嵐さんはなんだか新鮮でした。そして五十嵐さんが去った後、「なんか今シロップの人いたね」というアヒト氏(笑)。そして「この後シロップが出ますから。この人(中畑さん)は居っぱなしです。がんばって(笑)」というMCでラストに一曲演奏して終了しました。

正直な感想は、悪くないんだけどよくわからなかった。ほとんどが英語で歌詞が良くわからなかったせいなのかも知れないんですが、曲の展開も奇抜だったりして、あまり入り込めなかったんです。でもアヒト氏はじめ4人が心から演奏を楽しんでいる感じは伝わってきました。ベースの人とギターの人がしばしば後ろを向いて中畑さんとアイコンタクトをしていたのが印象的で、バンドの結束の高さのようなものが伺えました。

そしてシロップ。始めに言いますが、またもや新曲大会でした。それも前回のツアーとはまた違う全くの新曲。もうすでにアルバム2枚は軽く作れそうです(笑)
一曲目はいきなり英語でした。しかもサビに入るまでファルセットでした。途中ファルセットと地声を交互に出していたりして。ヨーデルではないんでご安心を(笑)でも不思議な曲でした。
アコギで歌った一曲、「全部失ったのは僕だよ 全部教えたのは君だよ」というような歌詞があって、地味ながら染みる曲でした。五十嵐さんの声も綺麗だった。歌う前にマイクに頭をぶつけてましたが(笑)。

Inside outのようなきれいなアルペジオが印象的な曲がありました。それもサビでガラッっと感じが変わるんですが、その曲もいい感じでした。例によって歌詞がよく聞き取れなかったんですが・・・。

そして5曲目あたりに演奏した曲は今日のハイライトでした。「何もかも捨てたらどうでも良くなった」という出だしで始まったんですが、なんと言うか、泣けました。涙は流さなかったけど。サビの「さよなら さよなら」がどうにもこうにも切ないんです。あの曲は名曲の予感・・・。

ギター炸裂のゴリゴリのロックな曲が一曲だけありました。それ以外は本当にポップで。シロップじゃないみたいでした。第一期であのダウナーなシロップは終わったのか・・・?あの感じがとても好きだったので、第二期シロップに違和感があるのが正直なところ。

そしてアンコールが凄かったんです!まさにsyrup16g vsVOLA & THE ORIENTAL MACHINE でした。アヒト氏がドラムを叩いたんです!凄い歓声でした。そしてそれに中畑さんが加わってツインドラム、これまたビックリ。そして五十嵐さんがリアルのフレーズを!もうこれで盛り上がらないほうがおかしいというような展開。今日一番の盛り上がりでした。そして名残惜しさを引きずりつつも終了しました。

ほとんど自分のメモ書き。

笑ったMC。
●「早くCD出してよ」のお客さんの声に、小声で「俺に言うなよ!」。またその会話か(笑)
●「この日のために生きてんだよ」の声に「後で楽屋に来て。チョコあげるから」なんだそりゃ。
●最後の曲をやる前に、「えー長らく垂れ流してまいりましたが・・・」垂れ流しだったのかよ!
●「青春パンクは嫌い」と言いつつ「30過ぎても青春していい?青春もいいかな、と思ってこの曲を作りました」とかなんとか言ってから「ま、そんな嘘はさておき・・・」・・・そんなオッサンが大好きです。